王子団粒緑化工法とは...

自然界の良質な土壌は粘土粒子や様々な有機質が生態系システムの中で結合した団粒土が基本になっています。当社の団粒緑化工法は、粘土を含んだ土壌に植物から抽出した、ミミズや微生物が代謝する粘性物質と同じ働きをもつ有機成分を混合して生産される人工の団粒土を使用した、地球にやさしい緑化工法です。


特長 1 環境にやさしい工法です。

開発造成地や農耕地、河川浄水場等から排出される微粒子土壌を主原料として用いることで、循環型社会の構築を目指しています。団粒土は道路斜面の緑化をはじめ、近年ヒートアイランド現象の対策として注目を集めている屋上緑化用土壌などにも広く活用されています。

夏期無散水条件での生育比較(屋上花壇)


従来培土

団粒化培土

特長 2 木本緑化に適しています。

木本類が養分の少ない痩せた土地でも生育できるのは、根粒菌や菌根菌などの微生物と共生することで、より多くの養分や水分を吸収できるためであるということが分かって来ました。団粒土には多くの目に見えない穴が無数に開いていて(多孔質)、自然界の土壌と同じ成分でできているため、共生微生物がよく繁殖し、木本類の定着を促進します。


菌根菌の共生

根粒菌の共生

特長 3 経済的な工法です。

開発残土や浄水沈殿土などの微粒子土壌は、含水量が高まるとドロドロに流動化してしまうため、産業廃棄物として埋め立て処分されていました。団粒化工法はこのような土壌を、水に漬かってもすぐには溶け出さない団粒土に加工して使用するため、幅広い用途に活用され、無駄な処分費を圧縮する経済的な工法です。